子供への教育費が嵩む時期には家計の収支が厳しくなって、赤字になることも出てきます。
子供一人アパート住まいさせて大学に通わせることになるとそれだけで大変ですが、その下に高校生や、中学生もいるとなると本当に大変だと思います。
教育資金を補う方法として教育ローン・奨学金の制度があります。
国の教育ローンって何?
株式会社日本政策金融公庫は、国の政策金融機関で教育資金の貸し付けを行っています。
子供一人に対して350万円を限度に貸し出します。
中学卒業以上の方を対象とする教育施設が対象となります。
利用に関しては子供数に応じて世帯年収の上限が設けられています。
貸し付けの利率は年2.25%(平成26.11.10現在)。
固定金利で15年返済が基本です。
取扱窓口は、日本政策金融公庫の各支店、最寄りの銀行、信金、労金、JAなどの金融機関になります。
更にインターネット、郵送による申し込みも可能です。
使用用途は、入学金、授業料、アパート代、パソコンの購入費用などが該当します。
民間金融機関にもある教育ローン
民間の金融機関は銀行や信用金庫などが取り扱っています。
条件面はそれぞれ異なり金利も固定金利型も、変動金利型もあります。
奨学金って何?
日本学生支援機構の奨学金制度があります。
・第一種奨学金は成績優秀な学生を対象に無利息、
・第二種奨学金は一般の学生を対象に有利息になっています。
教育ローンは一括支給が基本であるのに対して、奨学金は学生本人に対しての毎月の貸与になっています。
他にも公的機関、民間機関による数多くの奨学金制度があります。
居住する都道府県、市町村で独自に行っている場合もあります。